成功体験が必ずしも次にプラスに働くとは限らない
「成功体験が必ずしも次にプラスに働くとは限らない。」
自分への戒めの為、こんな事を書いて見る事にした。
仕事でもプライベートでもこう思う時があるが、今回ほどそれを痛感した事は無いだろう。頭ではわかっているつもりだが、体が過去と同じパターンで動き行動がまったく伴わない。
切り替えが出来ていないのだ。
例えば彼女とのデートでプランニングをし、(自分での中では)素晴らしい演出をしたとしよう。その時は彼女は喜んでくれたし、自分もうまくいった!と有頂天。成功だと記憶する。
しかし、後から聞いみれば「〜が実は嫌い」「〜の行動は良く無かった」と指摘される事がある。(あるよね?)
次の機会が訪れプランニングを行うが、指摘を聞いていたにも関わらず、意識していたにも関わらず、同じ事を繰り返してしまう。こんな事は無いだろうか?(え、わかりづらい?)
他にも商売でモノを売ろうとした時に値下げをして、予定よりも遥かにたくさん売ったとする。その時は成功万々歳に感じたが、予定外のコストがかかったりして利益が低く採算ラインに対して予定よりも下回り、実は失敗に終わっている。
しかし、次も競合他社に売り勝つために値下げに走ったりする。値下げ合戦の好きな日本ではありがちだ。(わかりづらいかな?)
思考の固定化、パターン化である。
思考を切り替えたという結果は行動を変えないと成功では無い。
行動を切り替えるためには今までとは違った考えに自身で気付かないといけない。
気付き、行動に起こし初めて効果が出る。
いやはや難しい。
特に成功体験が素晴らしいモノであればあるほど、蜘蛛の巣の様にがんじがらめに「素晴らしいモノ」として意識に強く残ってしまう。
次もそれをやるのが良い。成功するはず。無難な結果になるはず。失敗はしないはず。と言う考えがモリモリと悪魔のささやきの様に出てくる。
今も昔も世の中、常に同じ事をしてうまく行き続けるなんて甘い事はそうそう無いだろう。常に変化に対応していかなければならないのに、頭も体も固まってしまう。
常に考え常に行動。まだまだ成長する余地があると言う事だ。
日々精進。